2018.1.16
地下街は癒しの空間「GORDO CAFE」
この記事は、2015年7月6日(創刊号)に掲載された記事です。
オフィスが広がる錦通長者町の交差点近くから青く塗られた伏見地下街へ続く階段を降りると、喫茶「GORDO CAFE」(ゴルドカフェ)はある。家庭菜園の野菜や自家製の加工食品を多く使い、旬と手づくりを感じられる。昭和が色濃く残る地下街とマッチする癒しの雰囲気に懐かしさを覚える来店客も多い。
「女性1人でも入りやすいお店。地上の喧騒を忘れさせる癒しの空間にしたいですね」とは店主の丹羽真希さん。
夢だった飲食店経営で8年目。いまの店舗はアメリカの留学先で知り合った前オーナーから譲り受けた。
午前7時半の開店直後は出社前の会社員でにぎわう。ミニサンド2種が付くモーニングサービス(1杯350円~)が基本。150円追加のセットは、小おにぎりとみそ汁、サラダ、ゆで卵、デザートまで付いてお得だ。小倉サンドの追加もでき、土曜日に来店する観光客の人気メニューだ。
昼どきは母愛子さんが厨房に入る。仕込み担当は父文明さん。家族総出で対応する。2種類から選ぶランチメニューはドリンク付きで800円。ハンバーグやハヤシライスなど家庭的で懐かしい味わいと支持者も多い。
昼下がりの午後2時以降は、ドリンクメニューに手づくりデザートと1品菓子が付くサービスタイム。遅い昼休みをとるOLや外回りのビジネスマンらが羽を休めに地下街へ吸い寄せられる。
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営業は午前7時半~午後6時、日曜日・祝日休み。客席数は19席。問い合わせ=052・204・8555。