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音楽で「日本の魅力」を体現する伝道師

なご弁新聞 47号

この記事は、2018年5月1日(第47号)に掲載された記事です。

三味線&オカリナユニット「平安桜」 オカリナ奏者
水原和希(みずはら・かずき)さん

「平安桜」は、オカリナ奏者の水原和希氏と三味線奏者の小林孝弘氏により、2003年に始動した音楽ユニットである。2009年からその調べは国境を越え、現在では、タイ・マレーシア・ラオスなどのアジア各国をはじめ、12ヶ国26都市での公演を成功させている。
大地から作られたオカリナと、日本の趣溢れる三味線によって人々に届けられる「美しい日本の風景」は、今日も各地を彩ってやまない。

幼いころから音楽が大好きだった水原さん。オカリナとの出会いは小学3年生。夏休みの自由研究に陶芸でオカリナを作って以来、楽譜を見ながら独学で演奏をした。他にも器楽部・合唱部・バンド活動など、大学卒業まで毎日のように音楽の日々を送っていた。

水原さんの転機は、ボイストレーナーの紹介で挑んだ芸能界活動だ。モデル活動から始まり、タレント・レポーター・イベントの司会など、その活動は多忙を極めた。30代半ばまで休みはゼロ、その無理が祟り、何度か入退院を繰り返したという。

そんな水原さんが、現在の相方・小林さんと出会ったのは2003年。会った瞬間意気投合し「音楽を通して国境を越えよう!」と平安桜を結成した。互いに多くの仕事を抱えていたため、国内での活動に専念し、約6年の準備を経て、2009年1月にバンコクへ発った。

いままで身を粉にして走り続けた水原さんにとって、タイの方々ののんびりとした暮らしぶりは衝撃的で「そのような生き方もあっていいんだ」と肩の荷が下りたという。そしてタイと日本の架け橋になるため、タイでの公演がスタートした。そのうちに各国からオファーが殺到し、現在では通算500回を超える海外公演を行なっている。

水原さんは、この活動において「日本人の代表として外国の人と接する」ことを心がけている。その人にとって初めて出会う日本人がイイ人になるように、常に優しく笑顔で生活することが、日本の印象向上に繋がるという。水原さんは、これこそ国際交流であるとし、国際的なイベントに出ること以上に重要だと語る。

日本は世界各国から憧れの国として挙げられているが、この事実を知らない国民は多い。今後は、海外で日本の素晴らしさを伝えるとともに、海外で実感した「世界の中の日本」を国民に伝えたいと、高い志を掲げている。

執筆:学生記者 鈴木 希

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「平安桜」へのお問い合わせは、TEL : 090-8679-1210 、Email:ecole@aurora.ocn.ne.jp まで。