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あの手この手でファンづくり 伏見ミリオン座

この記事は、2015年7月21日(第3号)に掲載された記事です。

伏見ミリオン座支配人代理 太田謙さん

伏見駅から徒歩1分、御園通の一角に「伏見ミリオン座」はある。付近は建て替え中の御園座や劇団四季なども集まる娯楽の中心地。12月で10周年を迎える。ビジネス街で唯一の映画館だが客層は幅広い。

「大型館と単館系の中間的な位置付け。地下鉄駅から至近距離で、周辺に映画館がない点が独自の強みです」。

こう胸を張るのは、支配人代理の太田謙さんだ。スターキャット・ケーブルネットワークが運営している「センチュリーシネマ」(矢場町・パルコ東館8階)の2館を兼務する。

界隈の娯楽の中心地で、商店街の一角にあるため、来場客の顔ぶれも多岐にわたる。朝は年配の映画ファン、昼間は主婦、夕方以降は会社員と時間帯で異なる。出張の宿泊先から訪れる愛好者も多い。

現在のスクリーン数は3つ。単館より作品の幅が広く、大型店にはない玄人好みの名作も上映できる。

1階ロビー付近にはカフェや雑貨店などこだわりとファンサービスが満載されている。

カフェミリオンは、建替工事が始まる以前からの御園座に通っていたという人や、映画は見ずにお茶を楽しみに訪れる人でにぎわう。

中でも、コーヒーは、注文を受けてから豆を挽く淹れたてが特徴。付近の広小路通はチェーン店が多いこともあって、コーヒーを飲むために足を運ぶ愛好者も多い。

豆も公正取引で無農薬栽培されたフェアトレードだ。名古屋市内の映画館では唯一だという。雑貨もフェアトレードで調達するため、映画館にはない品ぞろえが特徴。名古屋みやげを求める観光客の来館も増えた。

これからの伏見ミリオン座の方向性について、太田さんは「お客さんとスタッフの距離感」を重視する。

「年配のお客さんに『何かいい映画ない?』とよく聞かれます」。大型店にはない小回りのよさ、単館にはないサービスでファン拡大を目指す。

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伏見ミリオン座 場所=栄1-4-16(伏見駅6、7番出口を御園通方面へ徒歩1分)。問い合わせ=052-212-2437。特典付きの会員制もある。